私にとっての紅茶とJobs氏

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まず、ジョブズ氏のご冥福をお祈りいたします。ユーザーとして大変幸せでした。

今日は紅茶から少し外れた記事ですみません。人生の半分をオンラインと繋がって生活してきた私にとって、今日は忘れられない衝撃的な日なので。

私が最初にインターネットに触れる少し前、まだMacintoshはモノクロのPowerBookなどでした。1台50万円を超える高価なパソコン。

一般市民の高校生なんかに買えるものではなく、あこがれの的でした。
持っていた友人などをうらやましく感じたことも事実、5300cなんてカタログとにらめっこして、どうしたらこういうデバイスを持つことができるのかということを妄想する高校生でした。

そして、ちょうどその頃にはまっていたのが、「紅茶」
紅茶でお金を稼ごうとしてました。今じゃ浪費の元ですが…
インターネットを始めた頃はThinkPad 230Csというカラー液晶としてはそこそこ始めのモデルを使ってました。(これも50万弱だった気がする…)
でも、やはりMacintoshは買えなかったのです。もっと高い。

ここ最近は、紅茶の情報を発信したいという欲求がメインでネットライフを過ごしているように思われがちですが、本音はMacを買うお金が欲しかった。それだけあこがれてたんですね。

ちなみになんでかWindowsでWebの仕事してたら、Macな業界に至ることになり、Mac/Winの双方を使える便利な人になってました。おかげで自分の名刺に以前の6色であるAppleロゴが印字されてたこともありました。ひっそり幸せでした。

気がつくと、デバイスよりデザインに目覚め、Webに関することだけでなく、ネットワークに興味を持ち、通信業へ至りますがここでもまたジョブズさん登場ですよ。もちろんiPhoneですね。




無駄に古いApple製品に詳しいのもそんな理由です。技術的な革新もありますが、このデザイン性に惹かれてたんだと思います。最近はAndroidをさわってみても、細部のデザイン力は、歴然の差だと思います。

よくApple信者という言葉がありますが、たぶんジョブズ信者が正解だと思います。暗黒と呼ばれるPerformaシリーズの頃は、みんなLCシリーズとかを改造して懐かしんでましたよね。

実はMacが求める本質と、私が紅茶に求める本質は少し影響されているかもしれません。
純粋に「おいしいもの」を求める私は勝手にそう感じています。

気がつくと、メインの端末が今はMacBook Proです。何年かかってここまでこれたのか。でも間に合った感がします、勝手な話ですが。

Macでできないこと、Winでできないことを使い分けてきた気分ですが、Intel Mac以降はMacでできないが減ったと思います。もちろんVMたちの力もありますが。

ついでにAT互換機と呼ばれるWindows機とハードウェアスペックは同じ土俵ですが、Macが売れるのは、やはりデザインとOS Xの魅力、Appleのブランド力などではないでしょうか。ようやく性能だけでなくデザインが評価される時代が日本にも来たのかなんて偉そうなことを思ったりもします。

しかし紅茶ってここまで愛されるメーカーとかないですね。対象が農産物というか嗜好品というか自然に左右されるものなので、同じ評価対象とすることは間違っていると思いますが、いつも同じ味をキープする大手メーカーさんのブレンダーさんはそろそろ、個性を持ってもいいのでは?

回顧録にあるフォードT型ばかりじゃ面白くない、ポルシェが必要であるという言葉と同じで紅茶にも個性ある少数精鋭のようなブランドがあるといいなと思います。




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