今しか飲めない紅茶は本当に「今だけ」です。
どういうことなの?そんなわけでちょっと書いてみました。

どこで飲んでいるか

イギリスとかスリランカなど旅行先の場合は、今だけ飲める紅茶になっているのではないでしょうか。現地の水、ミルク、空気、茶葉、気温など全てがその場限り。2回目に行ったらどうなの?という疑問は続きを。

いつ飲んでいるか

あなたの部屋で飲んでたり、カフェで飲んでいたりそれぞれのシチュエーションがありますよね。ふと思い浮かべてください。あなたはどんな時間に紅茶を飲んでいるのか?その時お一人ですか?他にご一緒されている方がいたり、ペットがいたりしますか?思い出した場面はやはりその時の今だけ。毎日同じだよ?という疑問は続きを。

どんな紅茶を飲んでいるか

飲んでいる紅茶(茶葉)を思い出してください。いつも同じですか?本当に?確かにブレンドティーで缶入りだとしばらく同じですね。でもその缶の茶葉を飲みつくしたら?同じの買う?ここです。本当に同じなのか。
ブレンドなんだから同じだよ!ごもっともです。ブレンダーの方が同じ品質を保つために努力されているからこそですね。
ここで「ブレンド」の組み合わせなどが生産時期によって違ってくるのです。

やはり「今だけ」

紅茶の産地は有名どころでスリランカ、インド、中国、ケニア、日本などですが、他にも世界中にあって大手の紅茶メーカーは大量に買い付けて、その時々に応じてブレンドしています。

紅茶も農作物です。毎年、毎シーズン同じ農作物があったら逆に怖くないですか?特に紅茶は天候に左右されやすく、品質が大きく変わります。
同じと思っている今までのブレンドティーは少しずつ違うので、やはり今だけの紅茶です。これはティーバッグも同じ。

ブレンドではなく、茶園ベースやシーズンベースで飲まれる方も多く(そんな私もロットを気にしたりするマニアっぽい人です)、なおさら味がシーズンによって変わってしまうのを経験されています。ダージリンなんかは80kgが1ロットですが、ロットが異なるだけで味が違ったりするものです。

私はよく「ワインと紅茶は似ている」と話をします。ワイナリーは茶園、樽はロット、年数、天候に左右されるなど。あなたはどう感じますか?

ワインは保存状態やブドウのコンディションなど多くの影響があって、ボトル毎に味が違うものではないですか?紅茶も同じと思ってください。

やはり、飲んでいるその紅茶は「今だけ」しか飲めない紅茶。ほぼ同じ紅茶でも少し違いがあるものです。できるだけほぼ同じになるよう入れ方を工夫したり練習したりして味を整えることをやっていたりしませんか?

今だけの紅茶(茶葉)を楽しんで、紅茶の違いを意識してみると面白いと思いますよ。

トマトソースのパスタに紅茶を合わすとしたら、何がいいのだろう?今回のパスタはマスカルポーネが乗っていて爽やかなので、少し重めの茶葉が合うかと想像してみました。

お店でセイロンブレントを飲みながら考えるとキーマンとか中国系、渋みが足りないなら無難なディンブラがオススメ。フレーバーなら酸味が被らないカラメルとかフルーツ以外をどうぞ。

夏場なら同じ酸味系だけど爽やかにアールグレイのブレンドアイスを食後に。


掘り下げてみるとパスタと紅茶は相性がよいと思う。クリーム系、オイル系ならさっぱりが得られるし、トマト系ならコクを楽しむ茶葉で。


ピザにアイスティーがピッタリなようにパスタも同じ感じ。コーヒーじゃないの?エスプレッソじゃないの?という声もあるのだけれど後味さっぱりなら、やはり紅茶がイチ押し。



ビターなガトーショコラの隣にいらっしゃるミルクティーのアイスクリーム。ソルベにも近いくらいのさっぱりで濃厚でビターな相方と絶妙のバランス。そもそも濃厚なベルギービールに合わせて作られていることもあり大人向け。紅茶なら渋みの強いストレートがオススメですね。ダージリンのオータムナルとかいいかもしれず。

ここ一年ほどベルギービールにはまっていて、いろいろお邪魔すると結構な確立でガトーショコラに出会います。どれもいろいろな紅茶に合うのになぁと思いつつ口にしてますよ。他に焼きプリンがあったりするお店も。もう紅茶を持ち込みさせてほしい!と願いつつも実現するにはハードルが高いですね。

紅茶専門店のスイーツは少し甘めが多い気がします。甘さ控えめで大人向けなんて専門店ができるといいな。
最近はファーストフードでもパンケーキあるんですね!季節柄イチゴメインのがあったので、食べてみました。
ダブルで480円とリーズナブル!まぁコスパのバランスはいいですねー。
手軽にパンケーキを楽しむのはいいかと思います。身近になってきたパンケーキ。ブームもそろそろ落ち着きましたかね。
ストレートのアイスティにはちょうどよい甘さです。
見かけたらお試しあれ。

普段通っている内幸町にあるベルギービールとワインのお店
2月は苺フェアということでサラダ、メイン、デザートが全て苺!
サラダはドレッシングに、メインはミートソースと合わせて、デザートは写真の通り。
アールグレイのアイスに苺、キャラメルソース、そしてブラックペッパー!
新鮮な感じでアクセントの効いてるデザート。ペッパーいいね。
すでに3月なのでフェア終わってしまったよ…



フィンランドのスイーツ店にはマカロンが多数
大きさは日本で見かけるものより小ぶりが多いかも。
フィンランドは食事も含めて日本人には食べやすい傾向があるので甘さも控えめ。

驚いたのはブラックなマカロン。ベリー系の濃い色と味。他にもベリーがよく採れることもありベリー系マカロンが多かったなー。

写真の場所はヘルシンキ観光でも有名なオールド・マーケットホール。食料品がメインの商店街のようなアーケードでサーモンからカフェまでと幅広い場所です。

ヨーロッパのマカロンって甘すぎなイメージを持ってましたけど、国によって違うのですね。